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『13階段』
2006 / 11 / 09 ( Thu ) 映画を見終わったときの寂しさ。
それに似て、いしいしんじの『プラネタリウムのふたご』を読み進められず、高野和明に浮気した。 『13階段』、死刑囚の冤罪を晴らすために奔走する刑務官と仮釈放になった青年。 「宮部みゆき絶賛!」の帯は正しかったと思える。感情を抑えて、そして、押し付けてこない表現が、私には合っている。重いテーマで、考えさせられる。残酷な場面もあるけど、読めるのだ。 悲しいのは、「良い」人、「清い」人が罪を背負って生きていくというところ。 現実にニュースで流れる事件。私にとっては、ニュースでしかないけれど、その影では、被害者・加害者・それぞれの家族・罰する者と色んな人たちがいるんだと改めて思った。常習性のあるなし、罰する立場の人が感じる罪の意識、判決が下され、刑が執行されるまでの過程、それに関わる人々…。そんなの考えたこと無かった…。 被害者の人数によって刑が変わる…。そうなのか?重さが違うものなのか?? 印象的だったのは、死刑囚に宛てられた被害者の家族からの手紙、刑の執行を中止する嘆願書だったか、死で償うのではなく、生きて冥福を祈り続けてほしいと。 この小説には、色々な事件の被害者と加害者が描かれている。 こんな世の中なの?と思って、辛くなったと同時に、これこそ人間というものなんだろうとも思えた。 刑務官や法に携わる人たちの一途さには、ある意味、爽やかさがあって、それが救いだった。 読み終わり、本屋さんに走る。 『グレイヴディッガー』も面白い。退屈でというのではなく、ついつい、最後の3ページを見てしまったバカは私です…。これは、臓器移植と魔女狩りが取り上げられている。まだ途中までしか読んでない。楽しみー。 bobさんお勧めの森絵都さんが売り切れてた!ので、チェルノブイリの原発事故後について書かれた本を買った。 しばらく、もつかな。 いしいしんじはもったいないから、養命酒のように、少しずつ読むつもり。 Sunshine の教科書に、マザー・テレサの話が載せられている。対策も兼ねて、ネットで検索。 印象深かった言葉がある。 「どれだけたくさんのことをしたかではなく、どれだけ心をこめられたかだ。」 胸に刻んでおこうと思う。 言葉探し、ダイスキ。 |
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森絵都さんの売り切れでしたかー 残念>< いしいしんじさんいいですね。トリツカレ男おもしろかったので、今日プラネタリウムのふたご買いに行きました。・・・・がなかった!!>< 残念!
by: bob * 2006/11/09 22:03 * URL [ 編集] | page top↑
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bobさん いいですよね−!!『ぶらんこ乗り』と『麦ふみクーツェ』のほうが、『トリツカレ男』よりもぐっと来たので、是非是非読んでみてーw 残酷だけど、温かいですよね。 ----
どれだけ心をこめられた、か――。昨日の朝、電車の中でこの文章を見てから頭の中に何回このセリフが浮かんだんだろう。 あたたかいコトバだね。 心ってなんだ?なんて野暮なことをいつもなら考えちゃう恵介の心にもスッと入ってきた。 そうだよ。何よりも心がこもっていることが大事だよ。 タイコロンさんは素晴らしい感覚というか感性を持ってると思うよ。美しいモノやコトバは、心が美しい人しか気がつかないって思うから。 ----
恵介さん (´‐` ;)ソ・・ソンナァ…。そんないい人間じゃないですよ。自分で情けなくなってしまうし。へこたれて、うだうだくよくよしてしまう自分がいて、ぐっと来る言葉に出会って、ぅぁ、またがんばらな…。本の中にも、誰かの言葉の中にも、感激できるうちは、まだ人間の端っこにでもぶらさがっていられるかなぁと思っています・・・。 そうそう、私、『博士の愛した数式』のこのやりとりが好きです。野球の試合を3人で見に行ったときの会話が。この部分だけ、4回くらい読んじゃいました。 「何故いちいちキャッチャーは一塁に向かって走るのかね」 「バックアップのためだよ。球が逸れてもすぐフォローできるようにね」 「ベンチにファンが紛れ込んでいるようだが…」 「違うよ。あの人は外国人選手の通訳だよ」 多くを語らなくても、温かい気持ちが伝わってくるようなことってありますよね。恵介さんのブログは、そんな感じです。会話を通して、すごく温かい揺ぎ無いものが流れてるのを感じます。 |
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