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勉強になった
2006 / 10 / 05 ( Thu )
今日の研修、行けば行ったで、何かしら得られるものがある。
私は地図が読めないのか、全く逆の方向に歩いていたり…。
まあまあ疲れた。
7時に起きて、ゆっくり準備し、まぁ、近いといえば近いけれど、もっと駅に近いところでやって欲しいものだ…。
開始が10時半というのも、早すぎる…。日常業務があるから、結局、終電まで仕事しても終わらなかった…。



大阪での研修。
能力開発ソフトの使用方法とかダウンロード方法とか、そういう話はどうでもいい。マニュアル見たらわかるし。
もう、眠くて必死だった私の隣に座った素敵な女の人が、かくっ!となって、見れば、その前のおじさんもカクッ!おかげで目が覚めた。

右脳開発指導の研修で、最後にやっと、担当者に質問をすることができた。
小学生の授業で、右脳開発をやっているのだが、効果のほどが薄い。
いつもは私は質問なんてしないで、とっとと帰るけれど、小学生の授業に行き詰まりを感じているので、質問を浴びせかけてみた。
親切な担当者の方が、一緒に考えてくれて、ヒントをくれたので、次回、試してみよう。

その人と、読書について意見交換した。

小学校4年生の男の子がいる。国語の問題を解くために音読させる。すると、実に上手に読む。
何故、こんなに感心するんだろう!私は。と思って考えてみると、他の生徒たちの音読があまりよろしくないのだ。
つっかかり、つっかかり読むのはもちろんのこと、中には、助詞を勝手に変えてしまって読む子もいる。ただ焦っているだけならいいけれど。
この小4の子は、小さい頃から、お母さんが読み聞かせをやっていたらしい。すると、お母さんが読むとおりの音声で耳から言葉が入るし、上手に読めるのではないかという話になった。

小学生も中学生も、問題があると、その部分しか見ない。周りから推測するということが少ない。「彼女は、目に涙をいっぱいためていた。」涙の読みを答えさせるとしたら?ためるものなんて、お金か脂肪かストレスか涙しかない。そういうと、生徒たちは理解するけれど、必死に、その文字だけを見て、「しらん!わからん!」
わかるわけがない。考える力が弱い子が多いのは事実だ。そして、限りなく要領よくやろうとして、大きな回り道をしている子もいる。

読書をしない生徒が多いことには、本当に驚いた。

今日、読み始めた恩田陸の『三月は深き紅の淵を』の中に、こんな一節が出てきた。
「日本の社会自体、本読む人間には冷たいんですよ。本読むのって孤独な行為だし、時間もかかるでしょ。日本の社会は忙しいし、つきあいもあるし、まともに仕事してるサラリーマンがゆっくり本読む時間なんてほとんどないじゃないですか。本なんか読ませたくないんだな、って気がする。・・・TVゲームは画一的で、本人の思考が入る余地がないこと知ってるから安心できる。でも本読む奴というのは、みんなと違うこと考えてる、一人で違うことやってる人間だとみなされる。」

生徒たちにとって、ゲームや漫画は目から入る情報量が多い分、想像力をそこまで必要とせずに、形を描きやすいと思う。私にだってそうだし、誰にとってもそうだと思う。『ロード・オブ・ザ・リング』のあの美しい壮大な山々や建物を、あそこまではっきりと見せられたら、自分の想像力が及ばないことを思い知らされるだろう。
でも、トマトを甘くするために、お水をあまりあげずに育てるのと同じように、モノが全て揃っているから最良ということにはならないと思う。
文章を読んで、創造する力は、字面から感情を読み取る練習にもなると思うので、友達への思いやりとか、感情の機微を察する心を養うことになるのじゃないかと勝手に思っている。
とにかく諦めが早い子が多い。少し考えてみたり、調べてみたりすることで、楽しいものに変わることもあると伝えていかないとと思った。
どうやれば、みんながわかってくれるだろうなぁと考えて、悩みつつも、分かってくれたその日のことを想像すると楽しくもなる。

今日も家までの道を、そんな想像をしながら歩いた。
ちょっと、やる気がもらえた研修。



それにしても、恩田陸、タイトルのつけ方がナイスだ。上手い!というのではなく、純粋に綺麗な言葉だと思う。
でも、内容的に良かったのは、うーーーん、『六番目の小夜子』と『球形の季節』、『ねじの回転』かな。まだ全部読んだわけじゃないけど。キーワードは、「どろり」だ。今日も、「どろり」という言葉がでてきた。「どろり」、うまい。どろりとした感情、どろりとした何か、とか、恐怖や人間の汚さを表すのにぴったりくる表現だと思う。今まで読んだ中で、3回は目にしたと思う。

そういえば、上で抜き出したとおり、同僚が言っていた。別にあてつけというわけではないだろうが。
「本を読まなやってられへんてこともないし。体を動かさない方がストレス溜まる。」
ストレスの解消方法は人それぞれだと思う。私の周りには、体を動かしてストレス解消っていう人が多い。それはいい。それはいいのだ。でも、私に、どうやってストレス解消させるのと尋ねた後で、「えーーーーっ!体を動かさないと!」と言うのはやめてほしいなー。

私は、何も、思想を持って本を読んでいるわけではなく、その瞬間瞬間、読みたい本を読んで、その世界を想像し、浸ることで、映画を見ているような感覚、違う世界を覗いているような気分になっているだけ。それでもストレス解消法の一つであることには間違いないし。

ぁぁ、本が読みたい。もっと読みたい。

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